ショーン・ビーンとおじさん病棟、おじさん以外も
by hilde_von_bingen
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アレキサンダー

レディーズデイで仕事帰りにはこれしか時間が合わないけど、と思って観たのですが・・・。
あちこちでズタボロに言われている映画ですね。できるだけ先入観を入れないで観にいくつもりだったんですが、ついつい目に付いてしまいました。ラジー賞6部門ノミネート、なるほど。

感想です。
カタルシスの無い壮大なスペクタクル。
お金がかかりすぎているフィクション含みのドキュメンタリー。
そして、バビロニア版の「華氏911」だと思いました。

「自由のため、人々の解放、文化の融合」などの言葉は、アレキサンダーが侵攻を進めていくほどにむなしい言葉として響いてきました。侵略という言葉の言い換えにすぎないというようなことは映画の中でも言われていましたが、武力で押さえつけて価値観を押し付けることでしょう。コリン・ファレルがブッシュに見えました。決してブッシュがアレキサンダーだなんて持ち上げる気はありませんが。

戦闘シーン、上空に鷹が舞っていて「おお、バード・サイン!」と喜んでしまった私は、もちろんトロイの神官様ファンです。
トロイの時には、戦闘シーンが見ているだけで痛くて嫌だったんですが、今回アレクサンダーでは、他の映画で慣れてしまったせいか、それとも撮り方のせいなのか、終始ただ見ているだけで、ほこりっぽいとは思っても痛そうとも悲惨だとも感じませんでした。
人の命が無駄になっているという感じだけはあって、はやくこのシーンやめてくれ~、と思っていました。象騎兵との戦いなんてもう、あほか~、という気分でした。ひょっとしたら私、オリバー・ストーン監督の意図どおりの見方をしたのかもしれません。

エジプトの王プトレマイオスのアンソニー・ホプキンスが好演でした。映画の始めと終わりをきっちり勤める語り手的な役柄、名優ならではの味がありました(トロイでいえばオデッセウスですわね)。アレキサンダーの死について語り、またそれを記録では否定して書かせるという部分が特に良かったです。
心に残ったのは「彼の死後、混乱が収まるまでに40年かかった」という語りです。
今イラクで起きていることがそうでなければ良いのですが。

最後の映像、ガンダーラの仏像は印象的でした。
以前、NHKかどこかの番組で、仏教において仏像の登場は現在のアフガニスタンでおこったらしい、それはギリシャ人がギリシャ彫刻をもちこんだからだ、というようなことをやっていました。アレクサンダーの東方遠征は、実際に起こったのであり、世界の歴史はその上に続いているんだな、と感じる映像でした。
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by hilde_von_bingen | 2005-02-23 22:47 | Movie&Drama
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