ショーン・ビーンとおじさん病棟、おじさん以外も
by hilde_von_bingen
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「集団訴訟」セクハラと闘った女たち

集団訴訟―セクハラと闘った女たち
クララ・ビンガム ロラー・リーディー・ガンスラー 渡会 圭子 / 竹書房
ISBN : 4812425212
スコア選択: ※※※※※

映画「スタンドアップ(原題:ノースカントリー)」の原案となった本です。
映画のHPのNEWSのところで1月12日発売と紹介されていたのですが、なかなか書店さんの店頭には並ばず(シネコンと同じビルの書店さんでさえ)、出入りの本屋さんに注文してもなかなか届かず、ついついアマゾンさんから購入したら、やっぱり本屋さんからも届いて・・・、私は一体何をしているんでしょうか。同じ本を2冊も買ってしまいました。しかたなく1冊は図書館に寄付しました。(^^;

事実というものは重いものですね。映画はこの訴訟についてかなりの部分で正確に作っていると思いますが、それでも、多くの観客に見せるという使命から、あまり重たくはなくなっていましたね。とりかかりとしての映画はそれで良いと思いますが、「集団訴訟」は、できれば映画の後に皆さんに読んでいただきたい1冊です。

内容は、エベレス・マインズでのセクハラと、ロイス・ジェンソンを中心とした集団訴訟の記録を記しています。年代を追って鉱山での女性労働者の置かれた環境、訴訟のはじまり、報復、圧力、脅迫、法廷そのものから受ける屈辱など、克明に記録された事実が進行していきます。10年にも及ぶ裁判のなかで、プライバシーの暴露やPTSDに苦しみながら、勝ったというよりは・・・。
渡会圭子さんの翻訳もとても良いと思います。文体が簡潔で淡々としていて読みやすいです。

映画を観たときにはシャーリーズ・セロンが汚れていても苦しんでいても綺麗だったことや、あまり長期にわたらずに若いうちに裁判が終わったことに違和感がありました。集団訴訟が成立した時点で映画は終わった方が現実味があったかもしれません。あるいは特殊メイクで老けさせて子供も大人になったように描くとか。でも、入門編としては映画はあのくらいでもいいかも・・・。

私だったら耐えられないようなひどい現実の中で、彼女らが闘い続けることで法廷やマスコミ、社会が少しずつ変化してきたことが良かったです。文字通り身も心もボロボロになりながら闘ったことの意義の大きさに、とても勇気がもらえました。

後半で、リチャード・カイル判事という人が出てきます。このあたりから少し展望が開けてくると思います。カイル判事に乞うご期待!とまではいくかどうかわかりませんが、いい名前ですよね。(^^;
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by hilde_von_bingen | 2006-02-14 01:09
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